2003年12月7日
手術前日、色々検査も兼ねて入院。入院中のご飯とか器とかおもちゃも用意して妹と病院へ連れて行きました。明日の晩にはまた会えると信じきっていたので、安心して診察台の上にいるオージにがんばるんだぞって頭を撫でて先生に預けました。先生も笑顔でわかりましたと答えた。
12月8日
お昼に先生から連絡があり、検査の結果は問題無しで手術は決行。術後麻酔から覚めた頃に再度連絡という事になりました。私はお願いしますと言って受話器を置いた。その数時間後電話が鳴った。時間的にまだ少し早いので病院からじゃないな〜なんて思いながら電話に出ると病院からであった・・・ 私は即座に不安になった。とっても嫌な予感がした。 看護婦さんが、「今手術中ですが、オージ君の呼吸が止まってしまいました。すぐにこちらにこれますか?」 と言った。 私は「は?!何で何で何で?!」 興奮気味にこんな事しか言えなかった。取り合えずすぐ向かいますって告げて電話を置いた。 病院に到着すると診察時間外なので誰も待合室にはいなかった。
診察室に駆け込むと先生が辛そうな顔をしながら奥から出てきた。「蘇生処置を何度もしましたが、駄目でした・・・」 私はあまりに突然の事に涙も言葉も出なかった。 手術自体は無事に終わって縫合も済み、後は目が覚めるだけだったらしいのだけど、オージは目覚める事はなかった・・・ 先生がオージを抱っこして連れてきた。抱っこすると普段と変わらず暖かい。手術も無事終わったのに何で????
私は唇を噛みしめた。 先生は謝っていたがそんな言葉は頭を通り過ぎていった。 私は連れて帰ります、それしか言わなかった。(半キレしていた)
先生は綺麗にさせて下さいと言ってきたけど、私は再度連れて帰ります・・・と言った。 って言うかそれしか言葉が出なかった。 それでも先生は私からオージをそっと取り上げ処置室に入っていった。数分後、箱に入れられてオージが戻ってきた。私は支払いの事もふっとんでいてオージを抱えたまま外に出てしまった。先生が車までついて来て、後でまた連絡しますから・・・と何度も繰り返していた。私はハイと一言だけ話して車に乗り込み病院を後にした。
家に帰ってオージを抱っこすると、シッポが爆発していた。一人で怖かったんだろう・・・ それを見た瞬間私は泣き崩れてしまった。 昨日まで元気に走り回っていた。手術を決めたことはミスだったのか?!
ブッチの事も頭をよぎった・・・ 私が判断したことはみんなみんな間違いなのか?? 泣くのを通り越して唸っていた。頭を上げるとバズたちがジーッと見ていた。私はただ泣くしか出来なかった。 オージ許して・・・ごめんなさい・・・
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