2004年12月12日
下血は止血剤の効果で9日の晩のうちに止まりました。抑制剤に消化器官に潰瘍をつくるなどの作用もあるので9日以降はあげてません。
9日の輸血直後もPCV13%と低い数値でしたが、今日数値を測ったら12%となんとか維持しているようです。今日は輸血してから4日目で経緯からするといつも維持はしてるので明日以降が勝負と言う感じです。
ただ・・・これまで4回輸血しましたがいずれの輸血後よりも最後の9日に輸血した後の方がバズは元気なんです。とは言っても、寝てばかりですが。
だけど自力で歩いてトイレまで行ったり、ご飯もたくさん食べるようになって体重も940gに増えました。
今日は輸血後4日目なのと天気が雨で(気圧が結構関わってくるらしい)少し元気度は落ちたけど、数値も少ししか落ちてなくて頑張ってます。
これらはとてもうれしい事だけど、逆にすごくSayaを悩ませました。だんだんと弱っていくのなら覚悟も出来るのかも知れません。でもバズは輸血した直後の数日間は死にそうなのが嘘のようにある程度ですが回復するのです。その数日間はもしかしたら治るかもと期待してしまいます。
先生とたくさん話し合いました。バズの病気は治る事はありません。延命しかできません。今の状態から寛解に持っていけたらいいのですが、難しいところです。バズの事を考えると今後の輸血は先生もあまり勧めておらず、Sayaもそれは同じなのですが、今までの輸血後の経緯と今回と比べるとほんの少しだけど抑制剤が効いてるかもしれないという事で前回処方してもらった量の半分を飲ませる事にしました。下血をしたり黒い便をしたら即中止と言う条件で。ステロイドと造血剤と胃薬と止血剤も続けます。
14日に貧血の注射も兼ねてまた病院です。でも14日は輸血後6日目。それまで数値を維持してれば抑制剤が効いているかも知れないのでそうしたら輸血はまたチャレンジするかもしれません。バズの状態をみて考えます。
ですがそれまでに数値がガクッと下がった場合は輸血はせず、そのまま看取る事にしました。一応は自然死をと考えてますが、本当にもうお別れだなと言う状態で苦しむ場合は安楽死とはちょっと違いますが、先代ブッチの時のように麻酔薬で安らかな眠りをと考えています。
HPに来てくれる皆様にはたくさんの応援や励ましを頂き、供血を協力しますとメールをくれたり、中には知らない方からもメールで応援を頂いたり、本当に心から感謝しております。どうもありがとう。
|