フェレ語り

最初の頃の写真は使い捨てカメラで撮影した為、写りがあまりよくありません(^^; 
*音楽を鳴らしたくない方は下のコントローラーで止めて下さい。
31      ビビとの出会い

里親掲示板で出したメールに返事がきた。どうやら合格したらしい(*^-゜)v 他にも候補者がいるらしいが、とにかく早急に里親を探しているらしく、早く受け取り出来る方にと言った感じでした。幸い我が家は生活用品は一式そろってるし、すぐにお迎え可能なのと、飼い主さんの住んでいる所とうちはそんなに距離はなく好都合だらけでした。明日でもお迎えできますよって話したらめでたくSayaが里親に決定した。
翌日同じフェレ飼いの親友と共に待ち合わせ場所に向かった。代表でバズ君も連れて行った。飼い主さんらしき人が車から降りてきた。まずはご挨拶。そしてご対面。ゲージにはきょとんとしたお鼻の黒いかわいらしいフェレがいた。しばらく立ち話をし、飼い主さんとフェレのお別れ・・・ ちょっと切なかったけど、これからはSayaが大切に育てるよと心で誓いをたてた。 飼い主さんは寂しそうに帰って行った。大切に思っていた人や動物達との別れは辛い。車の中でうつむいていた飼い主さん・・・ 大切にそだてます、それしか言えなかった。飼い主さんの希望もあり、たまに近況報告してあげる事にしました。
とりあえずすぐに自宅に戻りゲージを掃除した。ハンモは新しいのに取り替えてあげた。おもちゃがいくつかゲージ入っていた。その中で1番大切にしていそうなお人形はそのまま残しておいた。後のは誤食の危険がありそうだったのでかわいそうだけど取り除きました。掃除している間外にだしていたが、大興奮・・・
かなり激しく飛び回っていた。知らない場所に知らないニオイ。他のフェレ達のニオイ。体調崩さないといいけれど。ゲージを掃除してすぐに戻してあげた。その日はゲージで様子見することにしました。名前は飼い主さんの承諾を得て、新たにつける事にしました。命名はビビ。ごめんね、シェリー←元の名前。
 
32      やんちゃ娘☆ビビ
隔離期間も終わり、ブッチ達と同じゲージに入りました。
劇的な環境の変化に体調を崩す事も無くとっても元気いっぱい(^-^; ブッチもオージもバズもどちらかと言うとおっとり系だからビビの活発さには正直驚きました。とにかく放牧中は片時も目を離すことが出来ません。身が軽いからどこでも登っちゃうし飛んじゃうし(笑) ただチョット心配なのが布食いちゃんであること。チビビも含めてブッチ達も食べ物じゃない物は口にしなかったけど、ビビはゲージにかけてあるタオルケットをゲージ内に引っ張り込んでガジガジ・・・ 穴があいた事もあった。幸いウンチと一緒に出てきたけど、腸閉塞になるんじゃないかと青ざめました(-_-;) 特にタオル生地と紐系が好きみたいでハンモを吊るしてる紐もガジガジして切り、ハンモごと落下したこともありました。(今は太いバイアステープに変更) ま、元気である事は素晴らしい事!って感じでイタズラもご愛嬌♪
33      ブッチの異変
ビビが来て喜びもつかの間、ブッチの様子が変だ・・・
先日お出かけした時もキャリーで寝てばかりっだたし。その後もよく寝てた。ただ体重も変わらず、ご飯もモリモリ食べる。ゲージから出してすぐは普通に遊んでいた。でも私はチビビの事もあったし、すごく気になっていた。一応、買い込んだフェレ本で調べてみた。でも寝てるのが多いだけでは何にもわからなかった。その2日後ブッチのオマタが腫れた。痛いのか違和感があるのかブッチも気にしている。本で得た知識では外陰部が腫れるのは卵巣の取り残しで発情状態であるとか、副腎腫瘍によるホルモンの分泌の異常などがあるが、私はなぜか違うような気がしてとっても嫌な予感がした・・・ まずはブッチを病院に連れて行った。先生の診断はやはり卵巣の取り残しか副腎系でしょう、だった。私は失礼を承知で、こないだ打ったワクチンとは関係ないですか?と聞いた。4年間もの間なんともなかったのに急に卵巣取り残しってのも少し疑問に思えたし・・・ 先生は打ってから2週間以上経ってるから副作用はありえないですよと言った。ブッチは熱も少し出てるので解熱の注射と塗り薬をもらって2〜3日様子見となった。
正直、納得出来なかった。理由は自分でもよくわからないけれど、不安は募るばかりであった。自宅に戻りPCでワクチンについて調べてみた。いくつのサイトを見ただろうか。その中にブッチ達が打ったワクチン(薬品限定)についてのサイトがあった。最初は薬品についてのウンチクが書かれてあり、その下にワクチンを打ったフェレ飼いさんのコメントがたくさんあった。上から順に読んでいくと、打った日の体調、その後の様子などが書いてあり、副作用もなく元気です、みたいな事が何件も続いていた。が・・・打った後体調を崩したフェレの事例があった。それには打って2週間後?!(よく覚えてません)に元気が無くなり、寝てばかりになる。その後に発熱・陰部の腫れ・目のふちが赤くなる・涙目になる・・・ 私はピンときた。同じだ・・・・そのまま読んでいくと、そのフェレはワクチンによるジステンパーと書かれていた。まだ書いてあったが、もうその先は読む気になれなかった。
チビビの時とは別のなんとも言いようが無い恐怖と不安とこのときばかりは反省では無く後悔した。
注射を打ったのはやっぱり間違っていたのか?!私はブッチにとんでも無いことをしてしまったんではないかと・・・ 確かにたった1つの事例でジステンパーと決め付けるのはまだ早いかも知れないけど、私はそう思えてならなかった。その翌日にブッチは目のふちが赤くなり、涙目になった。
34      ブッチ・ジステンパー?!との戦い・・・・
5月3日、昨日と同じように病院へ連れて行く。先生にサイトでの事例を含め、もう一度聞いてみた。先生は驚いていた。他のフェレにも接種したことがあるが事故は無いし獣医師会でもまだ報告は受けたことがない、そうだ。先生も自分が打った注射でジステンパーだなんて認めたくない部分と、信じられない部分があるようだった。先生は色々これから情報集めてみます。と言った。
その日は皮下注射と点滴をしてもらい、元々少し悪かった肺の状態も調べる為にレントゲンを撮り(変わりなし)細菌感染防止の飲み薬?!(手帳に書いてあったのを元にしてるのと思い出しで書いているので100%正確ではないかもしれません、ごめんです)をもらって帰りました。熱は薬のおかげか多少下がりました。オマタの腫れも少し引いてきました。 その日の晩に先生からPCあてにメールが届き、資料など載せてあった。が、先生はジステンパーと確定にはまだ至ってない様子だった。 ジステンパーじゃなければそれに越した事はないが、もしそうだったら、こんなのんきに様子見はしてられないと思った。ブッチは熱のせいか食欲が激減した。ダックスープに切り替えた。
35      ブッチ・ジステンパー?!との戦い・・・・
5月4日。念のため他の病院でも診てもらう事にした。今ではそうは思わないが、当時ではフェレについては国内で1番詳しくて信頼のおける腕のいい先生がいる病院と私が勝手に思い込んでいた某有名病院へ連れていく事にした。そこは混むので徹夜でブッチを看て朝一で行った。
が、結局診察までに2時間半も待った。受付でジステンパーかもしれないのでと伝えたら外で待つように言われた。これは他のフェレへの考慮であって当然の事ではあるが、スタッフのぶしつけな言い方にガックリした・・・キャリーの中で辛そうに寝ているブッチ。元気に遊びながら診察をまっている他のフェレを見てると、胸が張り裂けそうだった・・・私の判断で打った注射が原因で元気だったブッチが苦しむ結果になったんではないかとずっとずっと後悔していたからだ。
ようやく順番になり、診察室へ呼ばれた。そこの病院には何人かの先生がいるが、女の先生が診てくれた。今までの経過を話すと、とりあえず普通にボディチェックをしてジステンパーではないと思うわよ、と言った。今朝は何か薬とかあげましたか?と聞かれ、抗生物質の飲み薬をあげました。と伝えたら、「薬あげてたら何も出来ないのよ。後はその病院で診てもらったらどうかしら」と言われた。それで診察終わり。え?と思いつつもわかりました、というしかなかった。そして診察室から出る時にスタッフがドアを開けるから、物に触らないでねと言われた。診察室から出ると自分の後ろにスタッフが雑巾と消毒用のスプレーを持ってついて歩き私が歩いた後を雑巾で拭いていた・・・ジステンパーじゃないと言っといてこれは何なんだよ!って正直腹が立った。その行為は仕方ないけれど、やり方ってもんがあるだろう・・・他の飼い主さんまで不安を煽るようなやり方で・・・同じフェレ飼いならその行為で大体の予測はつくであろう。私は負い目を感じながら逃げるように病院を出た。ジステンパーじゃないと思うと言う診断にほんの少しだけ安心した。でもどんなに腕が良かったとしても、もうここには二度と来ないだろう。
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