フェレ語り

最初の頃の写真は使い捨てカメラで撮影した為、写りがあまりよくありません(^^; 
*音楽を鳴らしたくない方は下のコントローラーで止めて下さい。
51      Sayaのひとりごと・・・
はぁ〜オージもお空に行ってしまった。うちは病気やアクシデントが多いなぁ・・・ 友達の2フェレちゃんは今年で4歳になるけど、一度も怪我も病気もなく元気なのにな。
Sayaの飼い方間違ってるのかな?!いつも最善を尽くしているんだけど。
それに気になるのが新しい子をお迎えすると(4フェレになると)間もなく誰かがお空にいっちゃう。バスをお迎えした時はチビビが、ビビをお迎えした時はブッチが、ティトをお迎えした時はオージが。こうも続くとジンクスと言うか、次にお迎えするのが怖くなる。 そんなボヤキを大好きなフェレ飼い師匠につぶやくと、2度ある事は3度あるって言うけど、3度ある事は4度あるとは言わないでしょ。って励ましてもらった。これまでの事情を全部知っている方だけに、何気ないこの言葉もすごいありがたかった。
オージがお空に逝った後、フェレは今いる子達でもうやめようと考えていた。うちのは死に方が死に方だけに辛かったから・・・ でもよそのHPではうちよりもっと過酷な状況の飼い主さんがいたりする。それでも皆懸命に楽しそうにフェレライフを送っていた。
別れる辛さ以上にフェレから貰う物は大きい。増やす増やさないは別として、私にとってフェレはかけがいのない存在である事を改めて知った。 そして今、新たにお迎えしている自分がいた(笑)
新入りについてはまた別の機会に・・・
52      バズの異変?!
あれ・・・?!なんだかバズも様子がおかしい。なんだかオージに似た行動をしている。ビビに激しくちょっかいを出すようになった。おまたを色んな角にこすりつけて歩いてる。もともとかなりのおっとりさんだけど、寝る時間も増えたような・・・ バズも副腎???だけど、毛はフェレズ中、ピカ1で抜け毛もないし・・・(._.?)
時期的なものかと少し様子見していたら、オシッコの調子が変な事に気がついた。1度の量が減って回数が大幅に増えた。排尿中は力んだり痛そうなそぶりは見せないものの、違和感はあるみたいだった。回数が増えた分、粗相をするようになってしまいました(-o-;さすがにオシッコは気になるので病院で診てもらう事にしました。 オシッコは泌尿器系の病気か、副腎系か、どちらかではないかと診断された。オシッコの状態は先生も気になるようで、色々検査する事にしました。 徹底して丹念に調べたいので1日預かってもいいかなと言われた。オージの事があったばかりだったので心配&不安でしたが検査だけならばとOKをだした。
後日検査入院しその結果を聞きにいくと、先生はトイレットペーパーみたいに長いエコー写真を見せながら副腎の腫れは触診でもエコーでもハッキリ確認出来ませんでした、と言った。でも腫れてなくても副腎が異変を起こしてる場合もあるらしい。オシッコの検査は白で膀胱炎とか悪さを起こす菌などは無かった。おそらく副腎疾患でしょうと診断された。
で、治療だが・・・同じ手術なら私はする気は無い。オージの二の舞は絶対避けたいからだ。内的治療について聞いてみた。某掲示板や個人のHPで副腎腫瘍の治療を手術ではなく薬でしているみたいな内容の記事をいくつか読んだからだ。その治療と言うのは月1度(状態によって異なります)の注射。とても高価な薬らしいけど、同じ治療をしているフェレが多いほど頭数分で割ってくれるので値が下がるみたいだ。(あいにくここの病院では他に治療をしてるフェレはいなくて注射1本5万ぐらいするそうです)先生は注射はあくまで症状を改善するだけであって病気そのものを治す効果はありませんと言った。また金額的な事、バズのオシッコの状態からすると手術で患ってる副腎を取るのがベストではないかと言いました。
う〜ん・・・手術かぁ・・・・・・・。私は黙ってしまった。すると先生もオージの事があったら無理強いは出来ません。ゆっくり考えて下さいと言いました。
ならばゆっくり考えましょうという事で返事は後日する事にしてその日は帰りました。
 
53      バズ手術への決意
バズを手術するかしないか、する方が良いのかどうか、悩んで悩んで悩みまくった・・・・ 注射での治療ではオシッコの状態の回復が見込めるか微妙な感じでした。注射したからと言ってすぐに効果が現れる訳ではないからだ。オシッコが完全に出なくなったらかなり危ない状態になるだろう・・・
先生は「オージの件があったので強くは言えませんが、あなたでなかったら強く手術を勧めています」と言った。
先生を信頼してない訳ではないけれど100%は無理だ。でも、だからと言って他の病院で手術をする事にしても心配なのは変わらない。あえて言わなくても私の想いを知っているしオージの事があるからこそ、オージの時以上に先生はバズをみてくれるだろう。
散々悩んで色々調べて、その結果私はもう一度先生に託す事に決めた。バズの為に・・・
先生も必ず生きて私の元に戻ってくる事を約束してくれた。 手術の日を決めて帰ってきた。オージの時と同じく前日に入院し、検査して手術をする事になりました。 この子は絶対に失いたくない。私はバズを強く抱きしめた。
 
54      バズ手術決行
バズの手術の日になった。前日の検査では問題なし。もちろん詳しく説明を受けた。心拍も問題なし。私はオージの時と同じように診察台の上にいるバズにがんばるんだぞと頭を撫でて診察室を後にした。
バズの手術が始まった・・・ たぶん人生で1番時間が経つのが遅く感じた。後は祈るしかなかった。
 
予告通りの時間に電話が鳴る。早くに電話は鳴らなかった・・・・ 深くため息をついてしまった。電話に出ると手術は終わり、麻酔からも覚めたと言われた。すぐに病院に向かい対面。バズはぐったりしていた。大丈夫なのか?!先生は今目覚めたばかりだからと説明してくれた。そして手術の説明を受けた。バズは右の副腎を患っていた。右は摘出が非常に難しい。先生は危険な橋を渡る事はせず、何もしないままお腹を閉じた。 右の副腎は大きくなっていると言うよりかは逆に萎縮して硬くなってるような感じだったらしい。
結局は試験開腹と同じ。何もしてないから状況は変わってないが、生きてまた会えた事が何よりも嬉しかった。

55      バズ無事退院

バズは麻酔からの覚醒が遅めで開腹しただけにもかかわらず、ご飯を丸1日まったく受け付けてくれなかったりと心配は続いていたが、翌々日にはご飯を食べ初めて少しずつ回復していきました。そして無事に退院する事が出来ました(^-^) どんなに嬉しかった事か!
 
問題はオシッコの状態。先生は右でも摘出できる先生はいると思うので紹介しましょうか?!と言ってくれたが断ってしまった。もう危ない賭けはしたくない・・・
状況に応じて治療する事にした。オシッコもちょっと乏尿、頻尿気味なだけでトータルでみれば量は出ていたので気をつけながら様子見する事にしました。注射に関しては今少し待って下さい、高価になってしまうが使ってみたいなら薬を仕入れてもいいのですが使った事がないので色々調べて見ますと言ってくれた。
 
だからと言ってただのんびりしている訳にもいかないのでまた色々情報収集をした。摘出出来なかった以上は後はリュープリン注射か?!同じ注射をするならば出来れば経済的負担が少ない方が助かる。先生の好意はとてもありがたいのだけど毎月5万は厳しい・・・また同じ治療をたくさん行ってる病院ならば色々安心かも知れない。治療を行ってる病院の情報を多数のフェレ飼いさんから教えてもらった。感謝。 そのうちの一人のフェレ飼いさんに隣市にある病院を教えてもらった。たくさんのフェレが治療を受けているらしい。
早速電話して事情を説明したら快く診ますと言ってくれた。まだ抜糸は済んで無かったが、普段と変わらないぐらいに回復していたので診察を予約して連れて行った。手術前にした検査結果の紙も持っていった。これまでの経緯を説明し、リュープリンの事も詳しく教えてもらいました。値段は1本1万チョット。 とりあえずは一通りの検査&オシッコの検査をする事になった。オシッコの1日の量、排尿中の様子、食欲、元気の良さなどを色々調べたいとの事で1日預ける事になりました。 それにしても噂通り、フェレをたくさん診ているみたいだった。こっちが説明を求めなくても先に説明してくれるし、フェレにも詳しい。安心して任せられるような感じでとても好感触でした。 
 
 
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