フェレ語り

最初の頃の写真は使い捨てカメラで撮影した為、写りがあまりよくありません(^^; 
*音楽を鳴らしたくない方は下のコントローラーで止めて下さい。
16      大事な話〜ワクチンについて〜
ワクチンについてですが・・・フェレットもジステンパーに感染します。ワンコでもおなじみのこれまた大変怖い伝染病です。かかると致死率100%に近いと言われています。ワンコの場合だと早期治療によって運よく助かる子もいるみたいですが、フェレの場合はそうもいかないらしい?!。その症状はかなり重く、最終的には神経症状でてきます。それはもう壮絶です・・・ 最初は補強接種があったりしますが、その後は一年に一度ワクチン接種します。
・・・はずかしながらSayaは最初の頃、接種させてませんでした。チビビは生涯で一度も接種させたことがありません。家は外に出さないしなんて勝手に安心と言うか大丈夫だと思っていました。現にチビビはならなかったし。またワクチンはフェレット用のは今現在も無く、ワンコ用のを打ちます。ワクチンの種類にもよりますが、副作用が出たり、ワクチンを打つ事によって逆にジステンパーになってしまったり、事故も結構報告されているのです。
当時のSayaは別に金銭的に打たせなかった訳ではなくて、ワンコ用の注射をフェレットに打つのが腑に落ちなかったのと、副作用などが怖かったからです。
打ってないのにもかかわらず、外に連れて行った事もありました。(゜0゜;一応は犬の糞のそばに行かないようにとかは気をつけたりしてました。が、今思えばそんなのはあまり意味が無く、たまたま運がよく感染しなかっただけなんですが。家から出さなくても飼い主やその他の人間がどっかで菌をつけて帰ってくれば感染します。靴とか色々です。
今は情報も増え、ワクチンに関してはどの種類が良いとか事故の多さとかわかるようになってきました。堂々と外で散歩したい。未然に防げる病気なら防ぎたい。副作用は対応が早ければそんなに大事に至らないってのと、ワクチンによるジステンパーはごくまれであること。それでようやくワクチンを接種することにしました。もちろん先生とよく話し合って打ちましたよ。当時の病院はフェレにはあまり詳しくない先生の病院でしたが、動物が大好きで一生懸命な人間性にひかれ通ってました。
そして、オージ・ブッチ・バズはワクチン接種をうけました。 接種後すぐはしばらく安静にとの事で様子をみてました。また外出も2週間ぐらい経ってからと言われました。これは抗体が出来上がるまでに時間がかかるかららしい。接種後副作用もなく、打ってよかった。そう思いました。 ブッチがワクチンによるジステンパーになるまでは。ブッチについてはまた別で書かせてもらいます・・・
*ブッチが患ってから知ったことですが、ブッチ達が打ったワクチンは事故(副作用やワクチンによるジステンパー発症など)が比較的多く報告されており、今現在はフェレに詳しい先生ならば使わない種類であることがSaya独自の調べで判明しました。もちろんバズやオージのように打ってもなんとも無い子もたくさんいます。今でもフェレに接種している病院はたくさんあるんではないかと思われます。
ブッチがジステンパーになり、お空に逝った時はやっぱり打たなきゃよかったって自分を悔やみました。でも、経験から言うと、ブッチは接種によるジステンパーで菌が弱かったにもかかわらず、その症状はもう本当に壮絶でした。これがワクチンを打ってなくて免疫ゼロの状態で感染したら・・・・ とても恐ろしいです。
それからはバズはもちろんビビ・ティトは違う種類で安全性が高いと言われているワクチンをちゃんと接種してます。レオはまだちんまいので打てませんが、打てる時期になったら接種します。オージは接種後一年経つ前にお空に逝ったのでそれきりです。感染してからでは遅いのです。きっぱり。うちは大丈夫、そんなのはあり得ません。たまたまです。そんな運任せでフェレを危険にさらし、不安を抱えながら生活するならワクチン打ちましょう。
 
17      危険なお散歩
ワクチンを接種させてないのにもかかわらず、外に連れ出した危険な散歩の画。手前はチビビ、奥はオージです。この時はたまたま感染はしませんでした。反省ヾ(_ _。)
18      オージ・ブッチ・チビビのプチ手術
それぞれ時期は違いますが、似たような病気なので一緒に書いちゃいます(^-^;
オージはシッポの付け根に、ブッチは頭のてっぺんに、チビビは右耳に、それぞれニキビ?おでき?イボ?のようなものが出来ました。最初はフェレ同士バトルやじゃれ合った時の傷かな?!なんて思ってましたが無くなる気配がないのですぐ診せに行きました。特にオージのはかさぶたみたいなのが出来て結構大きかった。
チビビは皮脂腺腫でした。良性のものが多いらしく、体のあちこちに出来る事もあるらしい。電気メスでチャチャッと取りました。病理検査の結果は良性でした♪
ブッチは肥満細胞腫でした。これは結構危ないらしい。増殖して広がる場合もあるみたい?!これは麻酔してメスで切り取りました。病理検査の結果は良性でした。ブッチは頭のてっぺんを丸く刈られザビエルヘアーに(笑)女の子なのに・・・写真撮っとけばよかった〜(^^;;
オージのもブッチと同じ肥満性細胞腫でしたが大きかったため切り取った後縫いました。後日抜糸。
病理検査の結果は良性でした。
19      チビビの異変
2002年の5月の初め頃、最近寝てるのが多いなぁ〜って気づく。それに少し痩せた。でもご飯も食べ、トイレも異常なし。もうすぐ5歳でお歳のせいかしらと最初は気にしてなかった。当時はフェレの病気の経験もなくて今現在のように細かく気にしていなかった。その何日か後に動いてはすぐ床にペッタンと寝るようになった。そのときにおかしいとようやく気がつきました。あわてて診せに行くと、誤食かも知れないと言われました。触診すると、おなかのあたりにしこりがあるって。フェレは誤食による腸閉塞などが多いから気をつけましょうって本に書いてあったから自分ではすごく気をつけていただけにショックでした。すぐに取り除かないと危険との事でその日はそのまま入院をして検査をし、翌日手術する事になりました。手術当日先生から連絡があり、レントゲンや血液検査などの結果、誤食ではないかも知れないと伝えられました。一瞬ホッとするも、先生の腫瘍ができてるかも知れません。の言葉にどん底に突き落とされた感じになりました。そんな・・・そんな・・・頭が真っ白になってしまった。先生はとりあえず開腹して腫瘍が取り除けるなら取ります。と言いました。私はよろしくお願いしますとしか言えなかった。手術中もただぼんやりと宙を見てるしか出来なかった・・・ 術後にまた先生から連絡があり、開いたら脾臓も大きくなっていて腫瘍もあり、血管に癒着するように出来ているから取れず、そのまま何もせずに閉じました。と言われました。外来も済んだ後でしたが様子を見にきますか?って先生が気を使ってくれた。私はすぐさま病院に行きました。ゲージの中でだるそうに寝ているチビビと対面した時は泣きそうでしたが、我慢してた。その後先生に細かく説明をしてもらいました。病名は悪性リンパ腫。癌でした。薬の投薬治療の事、転移するかも知れない事、もって1ヶ月ぐらいであろうと言う事。正直まともに聞けてなかったと思う。2〜3日はまだ入院なのでチビビを置いて一人先生に見送られながら病院を出ました。出たとたんわんわんと泣いてしまった。家に帰る気にもなれず、そのまま車で走り続けてました。海っぺりに車を止め、わんわん泣いた。たくさん泣いた。もっと早くに異変に気づいてれば、と悔やんでならなかった。フェレも歳をとり、病気にもなり、おそらく私より先に逝くのであろうと飼う前から頭には入れてあったが、実際に直面するとかなり辛かった。どれくらい泣いたであろうか・・・時計は夜中を過ぎていた。だんだん頭も冷静に戻り、これからの事を考え始めた。チビビはまだ死んだ訳ではない。これからは私ががんばらないといけない・・・ もう泣いてはいられなかった。家ではブッチとオージとバズが待っているし、チビビの病気の事も色々情報収集しなくては・・・・ 急いで家に帰りました。 
 
20      チビビの闘病生活〜リンパ腫との戦い〜
チビビが退院しお家に戻ってきた。おなかにグルグル包帯を巻いています。痛々しい・・・ 疲れやすいだけで今のところは普段どうりでした。ご飯も食べてマイペースながらも遊んだりしていました。私の方は本やパソコンで情報収集を始めていました。実際闘病を経験しているフェレ飼いの先輩方にも相談に乗ってもらいました。(本当に貴重なご意見&励ましをもらいました。心からお礼を申しあげます<(_ _)>) 食が細くなった時の療養食、ゲージの工夫、寝たきりになった時の工夫などなどたくさんです。知らない事がたくさんありました。無知だった自分が恥ずかしい・・・ 
 
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