フェレ語り

最初の頃の写真は使い捨てカメラで撮影した為、写りがあまりよくありません(^^; 
*音楽を鳴らしたくない方は下のコントローラーで止めて下さい。
26      チビビの旅立ち

14日の晩からお水もご飯もまったく受け付けなくなった。目も閉じたままだ。おなかを見ると静かに呼吸しているのがわかった。私はその時が近づいてきているのを感じた。看取ってあげたい。私はいつものように隣で横になりそっと撫でたりしながらチビビを見つめていた。 ゆっくりと時間は流れいつの間にか日は変わっていた。起きているつもりが疲れもあってかまた不覚にもウトウト眠ってしまった。 今でもよく覚えているが、その時に夢を見た。チビビはしゃべりはしないけど、呼んでいるような感じで私の前を歩いていく。私が後を追おうとした時に目が覚めた。ハッとしてチビビを見る。 チビビはその瞬間、目を開け数回苦しそうに呼吸をした。そしてため息をつくような感じでふぅと息を吐いた。そして呼吸は止まってしまった。すぐに胸に耳をあててみる。トクッ・トクッ・トクッ・ト・・・・・ 心臓も止まってしまった。チビビはお空に旅立った。この間私はなぜかがんばってとは考えずどうか苦しまずに穏やかに・・・と考えていた。私は冷静にそして静かにチビビの最後を看取る事が出来ました。最後はきっとチビビが起こしてくれたんだと思います。私はチビビを抱いてたくさん撫でてやり、その後はまた並んで一緒に寝ました。たくさん涙が出たけど、それは後悔の涙ではなく、感謝の涙でした。素晴らしい時間をありがとう、チビビ。安らかに・・・
27      ・・・・・
目が覚めたらチビビは横で寝ていた。永遠の眠りについている・・・ チビビを箱に寝かせた。おやつやおもちゃも入れ、線香をあげました。余命1ヶ月と宣告されてから5ヶ月近くもがんばってくれました。思い返せばああすれば、こうしてあげればという事がチビビにはたくさんあったと思います。でも後悔はしていません。後悔というとチビビに失礼だしね・・・反省はしています。病気になってから気づく事も多かった。元気な時にはなかなか気づかなかった。チビビには大切な事をたくさん教えてもらいました。ありがとう・・・ チビビはブッチ達と最後のお別れをし、その日の夕方にみんなに見守られて荼毘に付されました。
28      ブッチ・オージ・バズ〜ワクチン接種〜
ワクチンについてでも書きましたが、これまでフェレズはワクチン接種をしてませんでした。(理由はワクチンについてを読んでね)でもチビビが星になり命の尊さを勉強した私は思い切って接種させる事にしました。2003年4月12日、先生とよ〜く話あってブッチ・オージ・バズにワクチン接種。ブッチは肺が少し悪かったが体調もよいし元気なので問題ないと言われた。オージ・バズにいたってはまったく問題無し。補強接種に関しては母親からの免疫もすでになく無防備状態なので1回の接種で十分抗体が出来るでしょうって事でした。副作用やアレルギーに関しては接種後1時間ぐらい気をつけて見てあげてなんともならなければ大丈夫らしい・・・接種後ドキドキしながら様子をみてましたがどうやら全員副作用などは出なかった。これで思いっきりお外で遊ばせてあげられる。私は舞い上がっていた。 でも接種後はしばらくお風呂&外出禁止。抗体が出来上がるまでしばしの我慢。病院の帰りにハーネス(散歩用リード)を買って帰りました。 ワクチン接種証明書が輝いて見えました。なる必要がない病気を未然に防ぐ事が出来る。ワクチンに関して厳しい目で見すぎて慎重になりすぎていた。もっと早くから接種させるべきでした。
 
29      初☆堂々とお散歩
ワクチン接種から2週間は経った。待ちに待ったお出かけ。病院に行くときしかほとんど使ったことがなかったキャリーにトリオを入れて、餌、おやつ、水ボトル、ウエットティッシュなどなど準備万端で車に乗り込み、近くの海浜公園へ行った。広い芝生にトリオを下ろすとバズとオージはシッポを爆発させながらもずっと歩いたり、走ったり、転がったり、茂みに入ろうとしたり、掘り堀りしたり自然を満喫していた。
ブッチはちょこっと遊ぶとすぐにキャリーに戻り寝てしまった・・・お家の方がいいのかな?!オージとバズは2時間ぐらい遊んでました。ブッチも遊べばいいのになぁ・・・ここぞとばかりにカメラも持っていったのだが、ハーネスをつけててもオージ・バズはおのおの好き勝手遊んでいてそれはまるで鵜飼状態であった。じっともしてくれないし、大興奮で呼んでもシカト状態でした。残念ながら一枚も撮れなかった(・Θ・;) 車に戻り手足を拭いてキャリーに入れると疲れたのかその後爆睡。家に戻ってからお風呂に入れそのまま放牧していたが、体が乾くとすぐにゲージに戻ってまた爆睡。
活き活きと芝生を走り回るフェレズを見れた事が嬉しくて仕方なかった。また連れて行ってあげよう。
30      〜里親掲示板にて〜
その日もPCでフェレ関係のHPを巡っていた。たまたまたどり着いたフェレット専用里親掲示板。初めて見る。
結構里子に出されてる子がいるではないか・・・飼い主さんの事情があるのはわかってはいるけれど少し胸が痛かった。でも、フェレに限らずやむを得ず飼えなくなったからと捨てる人間もたくさんいる。ちゃんとその子の事を考えて里子に出す飼い主さんは偉いとも思った。ちゃんと責任背負ってるなぁって・・・ それはさておき、掲示板を見ていると早急に里親を募集している人がいた。病気を患い入院するそうだ。一人住まいなので他に見てくれる人がいないらしい。そりゃぁ大変だ!・・・って思ったらその飼い主さんあてにメールを打ってる自分がいた。犬猫とフェレを比べるとフェレの方が里親は見つかりやすいんでは?!と内心思った。部屋の中で飼えるし、鳴き声などの心配もないし。もしかしたらこの子もたくさん里親希望の人がいるんではないかと思った。とりあえず駄目もとで自己紹介とフェレへの情熱と、ブッチオージバズ&ゲージの写真を添えてメールを送った。 ちなみにその子は生後半年程のセーブルの女の子。ワクチン接種済み。やんちゃ娘らしい。チビビがお空に逝ってからブッチは寂しそうだった。女の子同士いつもくっついて遊んでいたからだ。(でもこれって飼い主が勝手に思いこんでるだけであって実際ブッチはどう思ってたのかはわかりません(^^;;)) ご縁があれば新しい家族が増えるかも??? 返事が待ち遠しい
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